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アフリカ向け医療ファンド AAICが設立


2017-08-16

アフリカ向け医療ファンド AAICが設立

 

 ファンド運営のAAIC(東京・港、椿進代表)は、アフリカのヘルスケア分野に特化する投資ファンドを設立した。現地の病院運営会社や医療技術に投資するほか、日本企業のアフリカ進出を支援する。みずほ証券や大手医療機器メーカーなどが出資し、規模は非開示だが初回募集で2千万ドル(約22億円)程度を集めたもようだ。

 

 アフリカでは人口増や平均寿命の延びに伴い、医療の需要が高まっている。組成した「アフリカ・ヘルスケアファンド」は病院や公衆衛生サービスをはじめ、遠隔診断など医療技術を手掛けるアフリカの有望な非上場企業に投資する。ケニアやルワンダを軸に投資先はアフリカ全土を想定している。進出を考える日本企業に地元パートナーの紹介などもする。

 

 みずほ証券は初回募集分の4分の1を出資した。ケニアで2016年に開かれた第6回アフリカ開発会議(TICAD)以降、成長を見込める市場としてアフリカへの関心が取引先企業から高まっているといい、ファンドを通じて事業機会を探る。1千万ドルを上限に追加出資する可能性がある。

 

 ファンドの運用期間は最長10年で、最終的に1億~1億5千万ドル程度の運用規模をめざす。運用はAAICと、みずほ証券が出資するニュー・フロンティア・キャピタル・マネジメント(東京・千代田)が担う。

 

出所:日経新聞