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日本初!厚木の医療機関がミャンマーにクリニック開院
2017-07-07
日本初!厚木の医療機関がミャンマーにクリニック開院
外来診療と健康診断が可能な医療施設
神奈川県厚木市の社会医療法人「三思会(さんしかい)」は、ミャンマー投資委員会(MIC)から認可を受け、日本の医療機関として初めて同国最大都市ヤンゴンに健診クリニックを開設する。開設される「バハン健診クリニック(仮)」は、外来診療クリニックと健康診断センターを兼ねた医療施設で、日本人の医師と看護師が常駐するという。
ミャンマー人をはじめ、ミャンマーで働く日本人駐在員あるいは日本人旅行者らが安心して医療を受けられるハイクオリティな日本の医療サービスを提供し、日系保険会社とも提携する。
クリニック開院は2018年1月の予定で、場所はヤンゴン中心地バハン地区。また、総資本額は2億円で、三思会が45%、株式会社保健科学研究所が35%、ミャンマー資本が20%を保有する合弁である。
医療機関の整備が喫緊の課題であるミャンマー
ミャンマーの平均寿命は66歳。80歳を有に超える日本の平均寿命と比べても、かなり短いことが伺える。その要因の1つが、医療環境の未整備だ。
そのためミャンマーでは毎年、約10万人が近隣国のタイやシンガポールなどの医療機関を利用しているという。
ミャンマー政府が指定する投資促進分野の中にも医療は組み込まれており、国としても医療機関の整備が喫緊の課題となっている。
三思会はミャンマーでの医療サービスを通じて、技術移転や人材教育なども行い、同国の医療環境向上を目指すという。
出所:myanmer news https://www.myanmar-news.asia/detail.php?pid=bHE1BAeYog