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損保ジャパン日本興亜が「海外版医師賠償責任保険」の提供を開始
2015-12-22
損害保険ジャパン日本興亜株式会社は、2015年12月7日(月)より、海外で活動する日系病院などに対し海外のグループ会社を通じ「海外版医師賠償責任保険」を提供、さらに再保険のサポートも行うと発表した。
近年、官民一体となって日本の医療技術やサービス、機器をパッケージ化し海外に展開する動きが加速している。
海外版医師賠償責任保険は、日本人医師や日本資本法人が海外で医療行為をする場合に、医療過誤などの発生に伴う賠償リスクを補償する。
https://www.hokende.com/news/detail_4638.html
背景
特に、アジアや中東、ロシアなどでは高度な日本の医療技術が注目されており、日本の医療チームが実証研究や技術提供のために派遣されたり、現地の医療機関の経営に日本の医療法人や企業が携わったりするケースも増えているという。
こうした状況を受け、損保ジャパン日本興亜では日本の医療の国際展開を支援するため、同社の海外ネットワークを活用した海外版医師賠償責任保険の提供を開始した。
海外版医師賠償責任保険の概要
同保険の元受けは損保ジャパン日本興亜の海外グループ会社が実施、損保ジャパン日本興亜は当該リスクを再保険として引き受ける。
対象国は、インドやシンガポール、タイなど6ヶ国で、今後さらに拡大する予定だとしている。