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ニュース:海外で臓器移植手術、外貨稼ぐメディカル韓国(2)


2013-12-17

今回の「手術輸出」は2011年にはカザフスタン国立科学医療研究院の腎臓内科医師を、昨年には外科・麻酔科などから3人の医師をソウル大学病院に招き3カ月間無料研修をさせたのが契機となった。イ医師が戻り昨年末に臓器移植センターを開設し、実力がまだ足りずソウル大学病院の医師を招聘して手術を一緒することで指導を求めたのだ。医師研修という種をまき芽が出たのだ。 

  これまで医師が海外に行き手術をするのは主に医療奉仕形態だった。ほとんどの国が外国人医師の有料診療を認めていないためだ。有料手術は該当国が特別許可をした時だけ可能だ。JK整形外科はベトナムと中国政府からそれぞれ8人が免許を取得した。中国では1年の短期免許を受けた。月1~2回現地を訪れ医師1人当たり1日に3~4件の手術をする。今年は両国でそれぞれ500件ほどの手術をし、それぞれ6億ウォン程度を稼いだ。この病院はベトナムと中国のパートナー病院の麻酔科医師を韓国に呼んでトレーニングした後で手術に活用する。 

  韓国にやって来る医療観光も毎年増加している。特に中東の高額患者が急激に増えている。2011年の1821人から昨年は2165人に増加した。肺がん、大腸がん、糖尿病合併症などの重症患者が多く、診療費は全外国人患者平均の34倍に達する。家族を2~6人伴ってショッピングと観光をするのに彼らが使うお金も全体平均の29倍に上る。アラブ首長国連邦の場合、国費で患者を海外に送っているが、2012年には273人が韓国行きを選択し、今年は11月までで382人が訪れた。来年にはサウジアラビアの医師らが有料研修を韓国で行う予定だ。 

  保健福祉部は中東患者と医師研修生を支援するため16日にソウル・梨泰院(イテウォン)に中東支援センターを開いた。入国から出国までビザ、宿泊、観光、交通などのワンストップサービスを提供する。アブダビ保健庁の患者送出担当者は、「韓国の医療に対する信頼が高まっている。サービスがさらに改善されれば患者を現在より2倍以上送ることができるとみている」と話している。 


2013年12月17日
中央日報
http://japanese.joins.com/article/532/179532.html?servcode=400&sectcode=400