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ニュース: 再生医療で1兆円市場 科学技術総合戦略


2013-06-07

政府の総合科学技術会議は6日、日本の研究開発の指針となる「科学技術イノベーション総合戦略」を策定した。イノベーション(技術革新)を経済成長の原動力と位置付け、エネルギーなど5分野を重点課題に選定。iPS細胞(人工多能性幹細胞)などを利用した再生医療で平成42年に1兆円規模の市場創出などを目標に掲げた。安倍政権の成長戦略に反映される。

 総合戦略は、クリーンで経済的なエネルギーシステム▽健康長寿社会▽次世代インフラ▽地域再生▽東日本大震災からの復興再生-の5分野を重点課題に選定。

 具体的な実現目標では、30年に世界初の浮体式洋上風力発電や低コストの液状化対策を実用化し、交通事故死者数を年間2500人以下に。32年にウナギやクロマグロの完全養殖の商業化、47年に介護・福祉ロボットで4千億円規模の市場創出などを挙げた。

 イノベーションに必要な環境として、大学などで女性研究者の採用割合を28年までに30%、世界トップレベルの研究機関で外国人研究者の割合を32年までに20%に引き上げるなどの数値目標も設定した。

 

 戦略の司令塔となる総合科学技術会議の機能も大幅に強化する。各省庁が科学技術予算を個別に計上する従来方式を変更し、同会議が概算要求前に予算の重点を絞り込む仕組みを来年度概算要求から導入。関連予算が複数の省庁にまたがる場合は同会議が調整し、内閣府が一括計上する省庁横断型の仕組みも創設する。

 

msn 2013.6.6

http://sankei.jp.msn.com/science/news/130606/scn13060619130003-n1.htm