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日揮、ロシアに医療インフラ 来春にリハビリセンター


2017-05-26

日揮、ロシアに医療インフラ来春にリハビリセンター

 

 日揮は極東ロシアに医療インフラを輸出する。社会医療法人北斗(北海道帯広市)と組み、ウラジオストクにリハビリセンターを2018年春に開設する。日揮は資源価格に左右されにくい経営体質をめざしており、石油ガス以外の事業を強化する。

 

 

昨年12月、北斗の理学療法士がウラジオストクで実演したリハビリ

 6月中にも現地法人を設立する。投資額は約3億円。出資比率は日揮が9割、北斗が1割。床面積は約500平方メートルで、リハビリ用ベッドや歩行練習器具などを設置する。20年に1日90人の来院、年間売上高は1億6千万円をめざす。

 

 日本の理学療法士が常駐し、ロシア人従業員を指導。現地の脳卒中や小児まひ患者らに日本式の高度な医療を提供する。日本政府も日ロ経済協力の案件として事業を後押ししている。

 

 日揮はカンボジアで病院事業を展開しており、医療事業への海外出資はこれで2件目。運営ノウハウを蓄積し、医療プラントの設計や資材調達、建設との相乗効果を狙う。医療インフラや発電所への投資や受注活動を強化し、これまで約9割だった営業利益に占める石油ガス事業の比率を25年度に6割まで低下させる方針だ。

 

出所:日経新聞