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インドネシア国民の医療・健康食品関連支出は増加傾向にあり


2016-03-15

2016年2月24日、アメリカの市場調査会社・Frost & Sullivan(フロスト・アンド・サリバン)は、2020年のインドネシアにおける国民総生産(GDP)に占める医療費の割合は、全体的に増加傾向となり、4.3%上昇し508億米ドルに達するとの予測を発表した。

医療費負担が増加する背景には、急激に振興する都市化が影響しており、2025年頃までには、インドネシア国民の約68%は都市部に住み、約80%を超える人口が中間所得層に属すると予測されている。

急激な経済成長を支えるため、労働時間や通勤時間が延びる傾向にあり、女性の社会参加の機会が増加している。

そのことで、食生活が粗末になり、インスタント所府品やファストフードを頻繁に摂取するようになることで、生活習慣病を患うインドネシア国民が増加する予測も立っている。

こうした経済成長と食生活の変化が、健康食品市場規模を2020年までに6%上昇させ、2250億米ドル市場に拡大する予測だ。インドネシアにおける健康関連業界市場の拡大は、同国内のみならずASEAN地域全体への経済波及効果が期待されてる。

Frost & Sullivan プレスリリース(PR Newswire)
http://www.prnewswire.com/frost--sulliva

Frost & Sullivan
http://ww2.frost.com/