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医薬品卸大手アルフレッサ子会社、JICA事業で医療材料物流業務システム普及促進


2016-02-09

 医薬品卸大手アルフレッサホールディングス株式会社の子会社アルフレッサメディカルサービス株式会社(東京都千代田区)が提案した、ベトナムにおける「医療材料物流管理システム普及促進事業」が、国際協力機構(JICA)の「2014年度第2回開発途上国の社会・経済開発のための民間技術普及促進事業」に採択された。これに伴い、同社はJICAとの間で業務委託契約を締結した。

 同プロジェクトは、ホーチミン市保健局関係者を対象に、医療材料物流業務を一元管理するアウトソーシング技術「SPD(病院内物流の受託)システム」の有用性への理解促進を図るもの。具体的には、日本国内の導入先の視察や物流管理技術向上の研修、現地でのテストランを実施する。

 アルフレッサホールディングスは、2013年11月に地場医療関連製品卸大手コドゥファ社(Codupha、ホーチミン市)と合弁会社「アルフレッサ・コドゥファ・ヘルスケア・ベトナム社(Alfresa Codupha Healthcare Vietnam Co., Ltd.)」を設立。医療機器や医療材料を中心としたヘルスケア関連製品の輸入販売業を主たる事業として、国内でビジネスを展開している。

 また、アルフレッサグループでSPD事業及び医療材料卸売事業を手掛けるアルフレッサメディカルサービスは、2013年12月よりホーチミン市で医療機関に対する日本独自のSPDシステムの導入に関する検証を進めている。

 

http://www.viet-jo.com/news/nikkei/160125074822.html