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ニュース:がんセンターなど日本式医療16か国へ…政府
2013-12-29
日本の優れた医療技術や医療機器を海外に売り込むため、政府が各国で創設を目指している「日本式医療拠点」構想の全容が分かった。
アジアや中東を中心とする16か国で、がんセンター設立や医師派遣、遠隔画像診断のシステム導入など、29の事業を2020年までに始動させる方針だ。今後、各国で現地調査を進め、官民一体で日本の医療の普及に取り組む。
政府は、14年度予算案に10億円の事業調査費を計上している。
医療拠点作りは、政府が成長戦略の柱の一つとして掲げる「医療の国際展開」の一環だ。今年6月に決定した政府の日本再興戦略では、拠点を10か所程度設け、日本企業の海外市場を20年時に今の3倍の1兆5000億円に広げる目標を掲げた。現状では目標を大幅に上回る見通しで、拠点を設ける国もさらに増える可能性がある。
2013年12月29日
YOMIURI ONLINE
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20131228-OYT1T00470.htm