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ニュース: 外国人医師の緩和に意欲 首相、投資減税は前倒し
2013-06-21
安倍晋三首相は11日、東京都内で開かれた「世界経済フォーラム ジャパン・ミーティング」の講演で「外国人医師が日本で医療をできるように制度を見直す」と述べ、外国人医師の医療行為に関する規制の緩和に意欲を示した。
規制緩和を特例で認め、海外から企業や人材を呼び込む「国家戦略特区」の一環として、今後どのように規制を見直すかの検討が進む見通しだ。
首相は税制改正に関し、企業の生産設備更新を促す投資減税などは「今年は秋に決める」と表明した。例年は年末としている決定時期を前倒しして、成長戦略の早期実現につなげる狙いがある。
財政再建の取り組みでは「財政緊縮ありきというやり方では日本は成長できない」と指摘。「まずは成長、そして財政再建だ」と語った。
共同通信社 6月11日(火) 配信